しかし われわれは まだ Microsoft Mesh の すごさに きづいていない!
わたしは Hololens2 を そうびした。
Microsoft Igniteという大型イベントが、(日本時間)3月3日AM1:30~開催されました。日本語での同時翻訳も行われているので、私のように英語わからん……という方でも安心して視聴することが出来ます。アーカイブも順次上がっているので、xR、AI、Azure、PowerPlatformなどに興味のある方はぜひご覧ください!
その大型イベントの中でもKeyNote(一大トピック)になったのが、Microsoft Mesh の発表です!
今更ながら、おはようございます。xR担当の証拠です!この頃は「Unityなにも……わからない……」を口癖に、xRアプリの開発を行っています。UnityのUIだけで作成できないシステムを作ろうとすると、C#のスクリプトをゴリゴリ書かないとなのですが、どこまでUIベースで出来るのか、どこからスクリプト書いていかないとなのか、そもそも私の書いたC#のコーディングは合ってるのか……一回作ったスクリプトを流用できるか……宇宙は…世界は……どうしてこんなに広い…………?
関西圏の緊急事態宣言が解除されると共に、弊社(大阪オフィス)も一部の席がフリーアドレスになるなど、席が無くなってきたから在宅勤務を中心とした働き方が始まりました。まん延防止措置対応要請が各地大都市圏に発表されるなど、ゆとりのある生活を許さない状況には変わりはないような気もしますが、感染対策はしっかり注意しつつ、のんびり過ごしていきましょう!
目次
さて本題
Microsoft Mesh Appですが、まだ(Preview)版ということで、HoloLens2でしか体験することは出来ません。(4/9現在)今年~来年にかけて、ソーシャルVRプラットフォームである、AltspaceVRや、携帯端末などのプラットフォームでも配信される予定になっています。今は関係ないか~という方でも、時代を先取りするためにこの記事をご一読してみてはいかがでしょうか。(イキリ顔)
また、少し話は逸れますが、上記で少し触れたAltspaceVRをダウンロードする方法は、Microsoft Storeか、Steamアカウントをお持ちの方ならSteam Storeから、どちらも無料でダウンロード可能です。OCULUS RIFT/RIFT-Sはこのリンク、OCULUS QUEST/QUEST 2はこのリンクからダウンロードできます。
AltspaceVR公式サイトから、Microsoft Mesh の最新情報を手に入れることが出来ますので、公式サイトの【Microsoft Mesh】タブからサインインもおススメです。ちなみに、私はサインインして2週間後くらいに「Microsoft Mesh先行体験の抽選に外れたよ^^」との連絡がありました。( ・ὢ・ ) クッ…
雑談はここまでにして、本題に入りましょう。今回ご紹介する Microsoft Mesh は、次の4つの機能を持つアプリケーションです。
- Virtual空間での近接・遠隔コミュニケーション
- アバター利用
- 3Dファイル・アニメーション共有
- HoloLens2(異なる端末)同士、遠隔での空間保持
……なんとなく分かるような、分からないような。最初に埋め込んだ動画を見て頂くのが一番手っ取り早いかも折角ですので、HoloLens2でMicrosoft Meshを感想や小ネタとともに体験していきます!
Microsoft Meshを体験してみる
実際にHoloLens2実機でMicrosoft Meshを体験してみます!!
Microsoft Storeからダウンロードする
HoloLens2を起動して、Microsoft StoreからMicrosoft Mesh App (Preview)をダウンロードします。え?この部分はHoloLens2のスクショじゃないのかって?そ、そんなまさかスクショ忘れたなんて……違いますよぉ……。(^ω^;)
Microsoftアカウントにログインする
さて、Microsoft Meshにログインしていきましょう。ログインできるアカウントは、以下の二つです。
・Microsoftアカウント
【メリット】Outlookの連絡先に登録し、Microsoft Mesh App にログインした人を招待可能 (Outlookの連絡先にMeshで招待したい人を追加すればOK!!)
・Azureアカウント(ある方)
【メリット】組織内のアドレスを招待可能
HoloLens自体のログインアカウントと別でも可(もちろん同じでも可)です。え?HoloLens2でのログイン画面のスクショ?お、おかしいですね……。
MicrosoftアカウントかAzureアカウントでログインした後、要求されているアクセス許可を承認しましょう。
Microsoft Meshが起動したぞ!!!!
浮いてる!!!(小学生並の感想)
私だけのプライベートなSpace……。
Spaceとは、他の人と共有されている作成自由なVR空間のことで、定員は八名というルールがあります。また、浮いているテーブルがSpaceの中心を示すアンカーになっていて、Space内を移動するときはこのテーブルの回りを移動します。
テーブルと机を同じ高さにして……。
これは、ハンドメニューの説明ですね。上から順番に、
- メインメニューの表示
- 手の操作
- ペンツール(お絵かき)
- 消しゴム
- マイクミュート切り替え
本当にハンドメニューが出た!!
これがメインメニューですね!(出てるのはToolsの説明)トグルの左側から、
- アバターの設定
- 外見を変えることが出来ます。いろいろな種類の服、髪型、肌の色など…
- Space
- ここから他のSpaceに移動したり、新しいSpaceを作ることが出来ます。
- Spaceに入っているメンバーの一覧の表示
- メンバーの削除、招待が可能 →「Add Others」でユーザーを検索して追加する
- Tools
- 手書きの線や矢印オブジェクトの配置などが出来ます。👍も出来ます。
- Contents
- テーブル上に、3D CGモデルの配置が出来ます。
- OneDrive経由でPCから転送
- 現在GLBファイルのみ対応
- GLBファイルの表示限界は75MB、500kポリゴンくらいまでっぽい?
- Settings
- マイク音量の調整・コンテンツ削除・ログアウトが出来ます。
- 位置のリセット
- 3Dコンテンツの位置(テーブルも)をリセットします。
テーブルの上にMicrosoft公式サンプルの地球が置かれていますね。Spaceを共有できるよ~というガイダンスの後ろに隠れていますが、実際に3Dオブジェクトを表示出来ていることが分かります。
実際に他の人と喋ってみてどうだった?という疑問は……お応えできるように……なったら……以下に追記致します…………。そんな、だ、だ、誰とも交流できないとか交流する相手がいないとかそんなまさか違います!!
今後の展望をご紹介
今後のMicrosoft Meshの展望について、Microsoft社公式とズブズブではないので最新情報はありませんが個人的にすげーー!!!と思った二点を特に絞ってご紹介します。
クロスプラットフォーム対応
WebでもiOSでもMicrosoft Meshが使えるようになるんですか!?来年以降にはなるようですが、夢が広がります!また、OCULUSシリーズでも使えるようになるんですね…没入感が凄そう……是非体験してみたいですね!
Unity (Unreal Engine 4)で自由に開発可能
さらに、UnityとUnreal Engine 4でMicrosoft Mesh用のSDKもリリースされることが決定しており、個人が自由にMicrosoft Meshを開発することが出来るのです!!
まとめ
まだHoloLens2のみ対応ということで、実際に体験できる方が少ないのはネックですが、離れた位置にいる人と同じ場所にいるような感覚で交流できるのはとても便利だと感じました。
……一人でもお絵描き出来たり、OneDriveに上がっているモデルをしっかり観察できるという強みもあります。決して負け惜しみではありません。……早く各種プラットフォームでMicrosoft Meshが体験できるようになったらな~~!いろいろな人が気軽にMR体験できるのにな~~~!なんて考えつつ、Microsoft公式からの続報を待ちましょう!
最後に、やっぱり私も一緒にMicrosoft Meshで交流できる友達が欲しい……!!!!