こんにちは!
3年程ビットコインを保有している、てくいの!タチキです。
2020年5月にビットコインの半減期が来るということで、ビットコインが話題になっています!その流れに乗ってビットコインについてと、半減期が来るとどうなるの?ということを簡単に書いていこうと思います。
目次
ビットコインとは?
ビットコインとは、インターネット上でやりとりされる仮想通貨の一種で、電子通貨システムの基盤となるものです。ビットコインという名の通貨(単位はBTC)によって、ビットコインネットワーク参加者の間で、価値の保有や移転が行われます。
ビットコインは従来の通貨で行うほぼすべてのことがネットワーク上で行なえます。例えば、財産として貯金したり、スタバで飲み物を買ったり、他の通貨と交換したりすることができます。
ビットコインの歴史は、2008年にサトシナカモトと名乗る謎の人物が「Bitcoin :A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という電子通貨システムに関する論文を発表したところから始まりました。この論文では、電子通貨を取り扱うにあたっての問題点の解消方法が提案されましたが、その問題点とは「この電子通貨は本物と信じてもよいのか」「二重支払い問題が起こらないか」の2点でした。
この問題点を解消するため、ビットコインでは「PoW(proof-of-work)」というアルゴリズムが使われています。ビットコインでのPoWとは約10分毎に、その取引(お金の送金、着金)は正当な取引なのかどうかを、ユーザー同士の多数決により決定するシステムのことです。
また、ビットコインは銀行のような「中央機関が存在しない」ので、取引を個人間で直接行うことができます(P2Pシステム)。これによって遠い国に住んでいる家族や友人に素早く、安い手数料でお金を送金することができるようになりました。
ビットコインが有名になるにつれ、「ブロックチェーン」などの言葉を耳にすることも多くなってきました。しかしこれらの言葉は、登場から10年以上が経過し、現在では最先端の技術として認識されているわけではありません。ガートナーの公開する「先端テクノロジのハイプ・サイクル」では2018年の時点で「ブロックチェーン」は幻滅期に差しかかっていました。
しかし最近、「ビットコイン」や「ブロックチェーン」が再び注目を浴びています。なぜでしょうか?それは、ビットコインに半減期が訪れるからです。
ビットコインの半減期がなぜこれほど話題になるのか?
ビットコインの半減期が話題になる理由としては、ビットコインの発行枚数が減り、1BTCに対する価値が高くなるからです。どうゆうことか?ということを説明して行きます。
まず、ビットコインは通貨の総発行数が2100万枚と決まっています。
ビットコインシステムにおいて、お金を発行するシステムを「マイニング」といいます。マイニングとは簡単に言うと、先程述べた二重支払いが起こってないかということなどを確認し、確認が取れたらその正当性を承認することをいいます。取引の正当性を承認しマイニングに成功した人(正当性を確認できた人)には報酬としてビットコインが配られます。
このマイニング報酬が半分に減ることをビットコインの「半減期」といいます。ビットコインが出始めた当初は、マイニングに成功すると、成功報酬として50万BTC配られおり、4年後の2012年には25万BTC、さらに4年が経った2016年には12.5万BTCと4年に1度、成功報酬が減る「半減期」が訪れます。前の半減期から4年後の2020年(今年です!!)には、3度目の半減期を迎え、マイニング報酬は6.25BTCになります。
なぜ「半減期」がこれほど話題になっているのか、もう少し具体的に考えてみましょう。極端な例えですが、日本銀行が日本円を毎年1000万円分印刷しているとします。急に1年間で新しく刷る日本円を100万円分にした場合、日本円が出回る数(日本円の母数)が少なくなり、日本円の価値が上がります。ビットコインにおいても半減期には急激に価値が上がってきたので、それによって今、ビットコイン半減期が話題になっているのです!!
ただし、必ずしも価値が上がるというわけではない!!ということにはご注意下さい。
今回の半減期でビットコインの価値は上がるのか?上がらないのか?という討論がよくされているので、いろんな記事を見てみるのもいいかもしれないです!!
終わりに
ビットコインの半減期がなぜ話題になっているのかをご説明しました。すこしでも知識となることをお伝えできていたら幸いです。ブロックチェーンの記事や、マイニング等についての詳しい記事などは今後書いていこうと思います!